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「環境測定分析を外部に委託する場合における精度管理に関するマニュアル」(環境省)

環境測定分析を外部に委託する場合における精度管理に関するマニュアル

平成22年7月に公開されておりました「環境測定分析を外部に委託する場合における精度管理に関するマニュアル」を再度リンク致します。

【概要】
大気汚染防止法、水質汚濁防止法等に基づき、地方自治体は地域の環境監視を義務付けられており、地方自治体の分析機関において、環境測定分析の信頼性及び精度の向上が図られることは重要である。
一方、地方自治体においては、近年、業務の効率化等を理由として、環境測定分析業務の外部委託が進んでいる。
地方自治体が外部委託を行うに当たって、外部委託先への精度管理の内容が地方自治体の間で差があること、外部委託先の手順書の内容が不十分、JIS や手順書どおりに分析が行われていないこと等、外部委託の精度管理をどのように確保していくかが課題となっている。
本マニュアルは、環境測定分析全般(大気、水質、底質、土壌、廃棄物等)を対象として、地方自治体が環境測定分析業務を外部に委託するに当たり、精度管理を確保するために確認すべき項目・内容等を示したものである。
地方自治体においては、外部委託の内容(業務内容)、実施期間、委託候補機関数、委託契約の方法等に応じ、本マニュアルに示した項目・内容等を参考として、環境測定分析業務における精度管理の確保の推進を図られたい。
また、媒体により外部委託のマニュアル等が定められている場合には、当該マニュアル等を参照されたい。

全文:「環境測定分析を外部に委託する場合における精度管理に関するマニュアル

協会関係記載ページ抜粋
掲載ページ 抜粋
10P 表4 実施体制についての事前調査・確認例
3 従事者名簿
資格
環境計量士(濃度関係)、技術士(環境部門)、環境測定分析士
14P (備考3)
外部精度管理調査により、対象としている媒体等が異なる場合があるので注意する。外部委託を行おうとするすべての媒体について、外部精度管理調査に参加していることが望ましい。

・ISO/IEC ガイド43-1 に基づく技能試験:(社)日本分析化学会や(社)日本環境測定分析協会その他の機関が主催している技能試験で、ISO/IEC17025 に基づく試験所認定の必須事項の一つである技能試験に該当し、環境測定分析全般( 大気、水質、底質、土壌、廃棄物等) を対象としている。
18P 環境測定分析を実施する組織として、以下の事項を整備している。

・環境測定分析の責任者は、環境計量士(濃度関係)、技術士(環境部門)、環境測定分析士(2 級以上)のいずれかを有する。
20P  表7 実施体制等についての委託期間中の調査・確認例
1 組織
測定の責任者は、環境計量士(濃度関係)、技術士(環境部門)環境測定分析士(2 級以上)のいずれかを有しているか

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