大気中におけるアスベスト濃度の測定方法について、技術的指針である「アスベストモニタリングマニュアル」(以下「マニュアル」という。)の改訂を行いましたのでお知らせします。
今回の改訂では、解体現場等からのアスベストの漏えいの有無を確認する迅速な測定方法として、位相差/偏光顕微鏡法等の分析方法を位置付けることとしました。
アスベストモニタリングマニュアルの改訂について
改訂の要点
(1)「発生源近傍及び集じん・排気装置排出口等における漏えい監視・管理のための測定方法」に、アスベスト迅速測定法として、位相差/偏光顕微鏡法及び位相差/蛍光顕微鏡法を位置付けました。
(2)「発生源近傍及び集じん・排気装置排出口等における漏えい監視・管理のための測定方法」に、自動測定器によるリアルタイム測定として、粉じん相対濃度計、パーティクルカウンター、繊維状粒子自動測定器による測定を位置付けました。