平成30年度支部連絡会開催報告
平成30年度支部連絡会を6月1日に福岡ガーデンパレスで開催しました。連絡会は、まず、松村会長によるバンコクを活動基盤とするBNK48の話題からスタートして、計量業務にビジネスモデルを持って事業展開や創出をしていますかの経営者にとっては少し頭の痛い話題、IoT導入による生産性向上への取り込み,十分こなしていますか、海外における計量ビジネスの現状と日本の立場、事業継続と発展への対策はどうしてますか、そして最後に現在の日環協の取組についての講演がありました。
その後、支部会員連絡会総会を開催し、支部運営委員による平成29年度事業報告、支部長による平成30年度役員紹介、平成30年度事業計画説明があり、それぞれ承認されました。その中で平成30年度の収支予算のうち前期決算額と平成29年度決算報告書の額が違うとの指摘があり、支部長・事務局で調査したところデータの誤植ということが判明しました。ここにお詫び申し上げると同時に会員の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。訂正議案書をこのウェブサイトに掲載しますのでご確認ください。
最後に、福岡大学薬学部の巴山先生から分析技術の基礎から応用まで〜薬学の視点からみる分析化学〜について記念講演をしていただきました。その内容は、分析化学の目的、必要性、手順等の基礎的な話から、先生の専門分野であるUPLCとMS/MSを組み合わせた装置から得られる分析結果を多変量解析により従来夾雑物成分のピークで確認が困難であった目的成分ピークを選択抽出することが可能になったことの基礎研究説明がありました。この技術を使って従来ヒト血中マトリックス成分であるリン脂質の妨害を受けることなく、ヒト血液中アミン類を測定できるようになった事例説明がありました。
支部連絡会の後、同会場で懇親会を開催し、会員同士の情報交換などが行われました。
記 事務局井野達人
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