2020年度 PCBクロスチェック及び塗膜中PCB分析共同実験のご案内

2020.8.3
極微量物質研究会(ＵＴＡ研)

第11回絶縁油中PCB分析に関するクロスチェック
第5回低濃度PCB含有廃棄物に関するクロスチェック
塗膜中PCB分析に関する共同実験

絶縁油中の微量PCBの分析精度の向上に資することを目的に、外部精度管理の一環として極微量物質研究会で実施しているPCBクロスチェックについて2020年度も実施いたします。第11回を数える「絶縁油中PCB分析に関するクロスチェック」に加え、低濃度PCB廃棄物処理推進への機運の高まりを受け平成28(2016)年度より実施し第5回となる「低濃度PCB含有廃棄物に関するクロスチェック」を実施いたします。
自らの分析技術を客観的に判断できる機会です。分析機関の皆様の積極的な参加をお待ちいたしております。

さらに、近年ニーズが高まっている構造物や橋梁の改修の際の廃塗料に含まれるPCB分析について、他の廃棄物に比べ特殊な前処理を要し、従来より広く用いられてきたECD検出器が使用できないことなどにより難易度が高くクロスチェックの要望も高まっております。このため、UTA研では今回限りとして「塗膜中のPCB分析に関する共同実験」を企画いたしましたのでご案内いたします。
ご参加を検討頂けましたら幸いです。

■スケジュール
申し込み： 2020年8月 3日（月）から　　申込締切　2020年~~8月31日（月）~~　9月4日（金）まで延長
試料配付：2020年10月5日（月）より順次
報告期限：2020年11月13日（金）まで

■参加費用（税込）
・絶縁油中PCB分析に関するクロスチェック
極微量物質研究会会員；5,500円/日本環境測定分析協会正会員；33,000円/一般（会員外）；44,000円
・低濃度PCB含有廃棄物に関するクロスチェック
極微量物質研究会会員；5,500円/日本環境測定分析協会正会員；33,000円/一般（会員外）；44,000円

・塗膜中PCB分析に関する共同実験
極微量物質研究会会員；22,000円/日本環境測定分析協会正会員；55,000円/一般（会員外）；66,000円
（絶縁油や低濃度廃棄物クロスチェックに比較し参加費が高額となります。試料調製の都合上ご了承願います）

＜お支払い方法＞
試料配付後、速やかにご入金をお願い致します。
郵便振替（試料配付時に用紙をお送りします）または銀行振込（三菱UFJ銀行：試料配付時に口座情報をお知らせいたします）にてお支払いください。
※振込手数料等はご負担頂けますようお願い申し上げます。

■実施案内・申込書
「第11回絶縁油中PCB分析および第5回低濃度PCB含有廃棄物に関するクロスチェック　実施案内」(PDF)
「塗膜中PCB分析に関する共同実験　実施案内」(PDF)
※クロスチェック、共同実験共通の申込書となります
「参加申込書」(EXCEL)

■報告方法
本欄より各報告様式をダウンロード頂きご記載のうえ、PDF等に変換せずエクセル形式のまま送信頂きます。
※様式中に記載の”報告書送信の注意事項”、及び報告書様式中に赤字で記載された項目にご留意の上、ご記入ください。
※報告様式保存時のファイル名のお願い：それぞれの報告様式はuta2020-pcb-***_repの部分は変更せずに、その後に整理番号-機関名を付して保存してください（例　uta2020-pcb-***_rep-11P-***-***-日環協UTA研.xlsx）
＜報告様式＞
「第11回絶縁油中PCB分析クロスチェック」報告様式(EXCEL)
「第5回低濃度PCB含有廃棄物に関するクロスチェック」報告様式(EXCEL)
「塗膜中PCB分析に関する共同実験」報告様式(EXCEL)