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ヘリウムガスの需給の逼迫状況及びその対応状況について

会員の皆様
 

一般社団法人 日本環境測定分析協会
会 長  上 東   浩

 
 日頃より当協会の事業活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 先般、2022年7月7日付日環第22052号にて、正会員の皆様方に対してましては、メルマガを通して「ヘリウムガスに関するアンケート調査結果について(素集計による報告)」として、情報提供をさせていただいたところです。ご協力をいただきました多くの会員の皆様に対しまして、改めて感謝申し上げます。
本調査結果については、経済産業省及び環境省に対しまして、ヘリウムガスに係る需給の逼迫状況を背景として、実際に測定分析を行う事業者おいては大変不安を抱えていることの実態についてご理解をいただきたく、経済産業省及び環境省の関係各課(室)に対しまして説明・報告を行ってきたところです。
 その際に併せて、協会の対応の一つとして「賛助会員におけるヘリウムガス供給不足への対応について」として情報の集約及び充実に努めている旨説明・報告を行うとともに、JIS K 0125(用水・排水中の揮発性有機化合物試験方法)に係るキャリヤーガスとして水素ガスの追加について相談を進めているところです。本規格のJIS原案作成団体である一般社団法人産業環境管理協会に対しましても相談し、メーカーにおいて得られたデータ等の知見について情報提供をするなど、検討いただきますようお願いしているところです。
 このような状況を踏まえて、今般改めて「ヘリウムガスに関するアンケート調査結果について(素集計による報告)」として、広く周知を図るべく当協会のHPに掲載することとしました。
 改めて、今回のアンケート調査にご協力いただきましたことに重ねて感謝申し上げますとともに、会員の皆様方におかれましては引続きヘリウムガス対策に関する当協会の活動にご支援いただきますよう、お願い申し上げます。

 
関連記事:賛助会員におけるヘリウムガス供給不足への対応方策について
 

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