計量関係功労者経済産業大臣表彰受賞

　計量関係功労者経済産業大臣表彰とは、計量関係事業者、計量関係団体等の職務において、多年にわたって計量関係事業の発展、計量器の発達・改善、計量思想の普及または計量行政の運営等に尽力し、その功績が顕著であると認められた方を表彰するものです。令和5年度の当協会関係者の表彰は、上東浩様及び佐藤隆様が受賞されましたので、ここにお喜び申し上げるとともにお知らせいたします。
　
　上東様は、平成15年7月の極微量物質研究会（UTA研）設立時より18年間にわたり副委員長として、ダイオキシン類等の測定分析技術及び信頼性の向上に努め、また平成24年4月には放射能測定技術研究会（RADI研）設置され、初代委員長として9年間にわたり環境分析技術の発展に貢献されました。さらに、2021年から日本環境測定分析協会会長として、協会設立半世紀を踏まえ、委員会間の連携を深めるため委員長全体会議の開催及び若手や女性活躍（本部理事枠等）の場づくり等の組織体制の改善を通じた環境分析業界全体の発展にご尽力いただきました。
　佐藤様は、平成20年から理事として15年間、企画・運営委員会の委員として12年間、さらに、5年毎に実施の環境計量証明事業者（事業所）実態調査アンケートの取り纏めを3度に渡り務めていただき、協会運営の適正化、改善にご尽力いただきました。2020年より、ヘリウム代替ガス研究委員会に所属され、水素ガスキャリアを用いたGC/MS分析データの蓄積に貢献いただきました。また、企画・運営委員会事業継続計画WG委員長に就任し、本部事務局のBCP（事業継続計画書）の構築にご尽力いただきました。
　
　表彰式は1日、午後1時30分から、ホテルインターコンチネンタル東京ベイにて行われ、計量関係功労者経済産業大臣表彰は、上東様、佐藤様のほか3名の方が受賞されました。