受講者の受講及び受験経験談:2016年度受講者K.Tさん
  • 2016年度受講者K.Tさん
    私が入社1年目に受けた日環協主催の環境計量事業に関する教育で、日環協大阪支部の事務局の方から環境計量士を受験しないかというお誘いを受けました。最初は仕事をしながら資格取得なんて出来るのか不安でしたが、所属の部署の先輩方で計量士の資格を取られている方が多かったことを受け、私もその一員になりたいと思ったのが受験勉強しようと思ったきっかけです。 試験6ヶ月前、まずは入り口として、日環協主催の環境計量士受験準備講習会を受講しました。環境計量士の試験には専門科目2科目(環境計量に関する基礎知識、化学分析概論及び濃度の計量)と共通科目2科目(計量関係法規、計量管理概論)の合計4科目あり、本講習会では、各科目における基本的な知識を講義形式で学ぶことが出来ます。その中でも役に立ったのは、坂部先生担当の「環境関係法規」です。その講義では、法律の読み方、法律の覚え方のコツ等、試験勉強を進める上での基本的な事項を教えて頂き、法律に詳しくない私でも法規関係の勉強を進めるきっかけを作ることが出来ました。続いて試験3ヶ月前、環境計量士受験直前講習会を受講しました。この講習会では、実際に過去問の演習を通じて正解にたどり着くまでの解き方を学ぶことが出来ます。その際に受講した中原先生担当の「濃度計・分析機器」でも、過去問の演習形式でしたが、問題の解き方だけでなく、選択肢に出てきた出題頻度が高い事項の内容も解説して頂き、勉強する上で刺激となりました。そして試験直前、講習会で学んだことを基に過去問を3年分解いてみて、正当率から自分の得意分野と苦手分野をきちんと把握し、得意分野は出来る限り多くの問題を解き、苦手分野は講習会のテキストを重点的に見直すよう心がけました。その方法で諦めずに勉強し続けた結果、3回目の試験で合格することが出来ました。振り返ってみると、とても長い道のりでした。試験に合格出来たのは、日環協主催の講習会の先生方の講義、テキスト、配布のプリントのおかげです。環境計量士の受験を薦めて頂いた石川さん、環境計量士講習会を主催した日環協の事務局の方々、講習会の各科目の講義を担当して頂いた先生方、本当にありがとうございました。
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