受講者の受講及び受験経験談:2018年度受講者Kさん
  • 2018年度受講者Kさん
     私が環境計量士(濃度関係)取得を目指したのは、水質分析を行う今の部署に配属になったからです。私は大学時代、理系ではありましたが、化学式も遠い記憶、試験管を振った事も無ければ化学分析に携わったこともなく、全く一からの勉強でした。
     資格取得している諸先輩方はいるものの、“自分が何がわからないかもわからない状態”で質問すらできない状態からのスタートでした。
     まずは参考書(環境計量士への近道(上下)、環境計量士試験(濃度・共通)徹底攻略)を購入しましたが、働きながらの熟読は難しく、環境計量士試験準備講習会および直前講習会を受講しました。
     各分野、それぞれ試験問題の傾向や考え方、覚え方を教えてもらいました。
     それを基に、過去問を解きながら万遍なく勉強をしていましたが、2年連続合格とはなりませんでした。
     3年目は、自分の不得意な分野のみ、また講師を変えて講習会を受講してみました。
     そこで出会った「イー・サポート高円寺の菅原講師」の講義が私にはとても役立ちました。
     分析機器の仕組み等が図で示され、原理もわかりやすく、理解して覚えられました。
     
     時間のない中でどうするか?1,2年目はそれを考える余裕も無く、万遍なく勉強していましたが、『過去問で同じ傾向の設問対策』『自分の得意分野をコツコツ増やす』ことかと思います。
     しかし、過去問は何回も解いていると理解していなくても答えを覚えてしまって解けた気になるという現象があるので要注意。私は、当講習会のテキストを中心に、わからないことがあれば更に参考書やネット等で調べて自分で追記していくことをメインにし、過去問は傾向と時間配分を掴むために使っていました。
     試験直近は、自作の暗記もののゴロを起床後や就寝前に必ず反芻していました。トイレにも貼ったりして…(笑) あとは自分の不得意な内容のメモを講習会のテキストに貼り、試験当日にサッと見れるようにもしていました。
     最後は、『自分の得意分野を確実に取れるよう、わからない設問を飛ばす勇気』だと思います。
     途中、予想外の設問が立ちはだかり、心が折れそうになりましたが、最後まで諦めず4科目解ききった結果、3年目にして合格となりました。
     参考書を基に一人で対策をすることはなかなか難しいと思います。私にとっては当講習会の講義が基礎となり、勉強を進められ、講師の方々に大変感謝致しております。
     
    【試験勉強に使用した書類】
    ◆講習会のテキスト
    ◆過去問(38回~44回)
    ◆暗記ものはゴロで(※試験直前にゴロを考えている心の余裕はないと思うので、講習を受けた後、必要そうな暗記部分について自分の覚えやすいゴロを作成)
    ◆参考書(環境計量士試験(濃度・共通)徹底攻略/新版 よくわかる!環境計量士試験(濃度関係)/環境計量士への近道(上下))
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