受講者の受講及び受験経験談:2021年度受講者Kさん
  • 2021年度受講者Kさん
     私は会社で実際に分析作業を行うことはなく、専ら関係会社が実施する分析作業の立会や結果報告値を以って各種措置・報告等を行う業務に携わっており、実務上環境計量士は必須ではありません。しかしながら、40歳を越え自身の業務知識の研鑽を考え始め環境計量士(騒音・振動)に挑戦しようと思い立ち、勉強を始めることにしました。
     まずネット通販で関係テキストを購入し独学を試みようとしましたが内容についていけなかったことから、インターネットで日本環境測定分析協会の各種講習やE-ラーニングを知り、協会会員外ではありましたが受講をさせていただきました。
     当方は工業高校卒業後就職をした身であり、高等学校普通科で履修する数学・物理の基礎がまったくできておらず基礎を一から勉強することとなり、特に基礎物理の科目については準備講習を受講しても当初は内容がまったく理解できませんでした。そのため、新たに高校生用の物理テキスト数冊を購入し、準備講習のテキストと動画を何度も見返しながら繰り返し勉強をしていきました。
     計量管理については職場で統計についていくつか実務に関係しているところもあり、準備講習の内容も比較的理解できました。準備講習の内容も分かりやすく理解を深めやすい構成であったことが大きいと思います。音響・振動の理論と計測の科目と環境関係法規の科目の準備講習については、公害防止管理者(騒音・振動)での内容の重複箇所も多かったことから理解を深めやすかったと思いますが、丁寧な説明で理解度をさらに深める一助となりました。また、計量法についても講義のポイントが分かりやすく整理されており、何度も資料や動画を拝見させていただきました。
     やはりウィークポイントは基礎物理でした。10月以降は直前講習および過去問により全体的な仕上げを行っていきました。基礎物理以外は概ね講義内容が理解でき手ごたえを感じましたが、やはり基礎物理の根底となる基礎学力不足を強く感じたことから、基礎物理についての勉強時間を多めに配分し、各種公式等を何度もノートに書く、直前講習のテキストと動画を何度も見る等により仕上げていきました。
     その他、会社の昼食後やお風呂等でスマートフォンを利用したE-ラーニングを利用させていただき、過去問を繰り返させていただきました。E-ラーニングは紙媒体ではないので、いつでもどこでも過去問ができるのは非常に助けになったと思います。
     試験結果といたしましては、やはり基礎物理の正答率が低めでしたが、それ以外についてはほぼ9割程度出来ており、何とか環境計量士(騒音・振動)が合格できました。
     当協会の講義内容、テキストが非常に分かりやすく、理解を深めるにあたっては非常に有用であったこと、E-ラーニングによる時間・場所を問わない利点等、合格にあたって非常に助けになりました。合格は日本環境測定分析協会、各講師の皆さま方のお陰と考えております。大変ありがとうございました。
●分析機関をお探しの方
●技術的なお問い合わせ
 お電話の前に ↓

分析委託
●適格請求書発行事業者登録番号
 T5011705001153
 
会員の方はこちら   HPご意見   入会のご案内   UTA研   ヘリウムガス   分析機関のご紹介   環境・経営セミナー開催予定   写真&論文募集   バナー広告募集

環境測定・分析関係メーカ会員ポータル

環境分析関係メーカー会員ポータル

日環協行事

委員会カレンダー