受講者の受講及び受験経験談:2019年度受講者Mさん
  • 2019年度受講者Mさん
     初回(1年目)は独学で臨みましたが専門科目、共通科目、共に2点ずつ合格点に足りず不合格。2年目にこちらの準備講習会と直前講習会に参加させて頂き、ポイントを押さえた上で過去問を繰り返し解き、苦手分野を見つけ、克服したことで合格することができました。
     会社に勤めながらでしたので、メリハリのある、かつ効率の良い勉強時間の確保が課題だった訳ですが、共通科目の様な暗記モノについては通勤中のバスや地下鉄の中で、専門科目(計算問題)は自宅で取り組む、といった工夫をしたことで受験時をピークに持っていけたと思います(年末になってくると共通科目の勉強と専門科目の勉強の比重のバランスの置き方が難しくなってきて不安になってきやすいと思います・・・こうして勉強する時間帯や場所を科目で分けたりすることで、「直前は法規はだいたい網羅できてるし寝る前に見ておくだけにしよう」とか「通勤時間の1時間、共通科目の勉強してきたから自宅では専門科目に集中しよう」などと思えてきて不安な気持ちも幾分減少しますし、切り替えやすくなります)。
     こちらの講習会で頂いた資料はとても良くまとまっていましたので、そう言った点においても、過去問を解く上においても、まとめや整理をする上でも、また試験当日・直前でも、最後まで役立ち、大変ありがたかったです。特に計量関係法規は直前ギリギリまで見ていたことが点数獲得に大いにつながりました!
     私は騒音・振動を受験しましたが、いくら物理を高校・大学で選択していたと言っても音響工学については全くの初めての分野で(その割に初心者に適した良いテキストが世の中にあまり無く)、そんな中で受験準備をするのは雲をつかむようなことでしたので、やはり効率が悪く、試験も戦略的に臨むことができませんでした(初回、独学で臨んだ1年目)。こちらの講習会では、式の見方(どういった場合の時の式か、式のどの項に着目すれば良いのか)や、力点の置きどころの問題、見極め方等を教えて頂き、私にとっては大変、為になりました(問題文の意味がわかり、過去問に載っている解説の意味がわかり、たまに間違っている解説まで見つけられるようにまでなりました)。
     どの科目も範囲が広く、しかも過去問演習だけでは太刀打ちできないのが環境計量士試験だと思います(それだけ本質が問われていて、基礎・基本を勉強し直すにはとても良い試験とも言えると思います)。過去問演習するのは当然ですが、そもそもまず過去問演習できるようになることと、プラスαの勉強するのにナビゲーションが必要になってくると思います。こちらの講習では正にそのナビゲーションになりました。
     直前講習では、実際の過去問題を解く演習形式になっているのが大変ありがたかったです(試験時における考え方がわかりますので・・・これは本だけでは限界があります)。
     準備講習から御世話になった講師の方々の講義は勿論、お人柄もとても親切で(中には面白い方もいらっしゃって)、(直前講習でも同じ講師の方なので)直前講習では参加すること自体も楽しみになっていました。本当にありがとうございました!!

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