環境技術実証事業
既に実用化された先進的環境技術の中には、環境保全効果等について客観的立場から示された情報がないために普及が進んでいないものがあります。環境省環境技術実証(ETV)事業は、そのような環境技術について、第三者機関(実証機関)が環境保全効果等を実証することでユーザーに信頼性の高いデータを提供するものです。環境省は実証された環境技術に対し、ETV ロゴを付与し、実証報告書(概要版含む)を環境省ウェブサイト等で公表します。環境技術の所有者(メーカー等)はこの ETV ロゴや実証報告書を活用して自社製品の販売促進に繋げることが可能となります。また、実証の過程において、得ることのできた専門家のアドバイスを自社製品の開発に活かすこともできます。環境技術のユーザーは信頼性の高いデータを参考にして技術を選定できるようになります。ETV は平成 28 年に国際規格(ISO14034:2016)が発行され、今後国際的にも普及することが期待されています。
平成31年度から、対象とする技術の範囲が広がり、これまで実証することができなかった環境技術も実証することが可能となりますので、環境技術に関係するより多くの方々に ETV を知っていただけるよう、説明会及び研修会を下記のとおり開催することになりました。
◆環境技術実証(ETV)事業の説明:
当事業は、企業の新規環境技術性能を第3者(実証機関)が実証し、その結果を環境省が認めてロゴを交付する事業スキームとなっており、企業はそのロゴと実証報告書を利用し、技術の販売促進を図る狙いです。このETVという仕組みは、平成28年にISO14034という国際規格として発行され、昨年度当事業の実施手順をISO 14034に整合させました。
このような中、環境技術の海外展開などを視野に入れつつ、当事業では来年度から対象技術の範囲が広げ、これまで実証することができなかった新たな環境技術分野も実証することが出来るよう新たな枠組みでの運用を開始します。
今年度は、当事業を環境技術に関わる多くの方々に知っていただけるよう、下記の通り説明会及び研修会を開催致します。
◆環境技術実証事業(ETV)説明会及び研修会(詳細は添付のリーフレットをご参照下さい)
【第1回】 東京 平成30年9月10日(月) TKP神田駅前ビジネスセンター
【第2回】 名古屋 平成30年9月20日(木) ウィンクあいち
【第3回】 大阪 平成30年9月21日(金) 新大阪丸ビル 別館
<時間> ※各回共通
【午前】 第1部:説明会・技術相談会 9時30分~12時00分(9時10分受付開始)
【午後】 第2部:研修会 13時30分~16時50分 (13時10分受付開始)
<定員> 各回 50名(先着順)
○ホームページ等のリンク先一覧
・説明会及び研修会の詳細に係るURL
http://www.jemai.or.jp/tech/dd4ht3000000083n-att/ETV_seminar.pdf
・Webからの説明会及び研修会の申込ページ
https://jp.research.net/r/JMOE_ETV
※リーフレットではお申込み窓口はメールとしておりますが、Webでのご案内を考慮し、上記URLからの
お申込みも可能としております。どちらでお申し込み頂いても結構です。
<お問合せ先>
平成30年度実証運営機関 一般社団法人産業環境管理協会
担当:大野、胡桃澤、寺田、星野
住所:〒101-0044東京都千代田区鍛冶町2-2-1
三井住友銀行神田駅前ビル
TEL:03-5209-7707